代表取締役

福永隆明

公認会計士・税理士

事業を通じたサステナビリティの実現のため、当社では、社会・環境課題が当社に与えうる影響を機会とリスクの観点から評価し、事業を通じて当社が取り組むべき課題として「3つのマテリアリティ(重要課題)」を特定しています。

3つのマテリアリティ

  1. 幸福度の高い組織の追求
  2. 循環型社会への対応
  3. ガバナンスの持続的強化

この中で私が特に重点を置いているのが①幸福度の高い組織の追求、つまり全役員・従業員が肉体的にも、精神的にも、金銭的にも、そして社会的にもすべてが満たされた状態を追求することです。仕事をしている時間は人生の相当程度の時間を占めるからこそ、全員がHappyになれる環境作りが最も大切だと考えています。当社はボトムアップの提案が多くされるようなフラットで仕事のしやすい組織づくりを行うことで、DX推進等による労働生産性の向上、つまり勤務時間の短縮、そして専門性を高めて付加価値の高い業務を行うことによる従業員エンゲージメントの向上を目指しています。また、顧客ロイヤリティの向上を目指し、付加価値の高いサービスを安定的に提供するためには、多角的な視点で物事を捉える力や社内外での信頼関係の構築が欠かせません。当社は全ての従業員が努力して労働生産性・専門性を高めた結果、自己の確かな成長や自己実現、及びクライアントや同僚との喜びや達成感の共有を可能とし、昇給することに最大限配意しています。これらの実現のため、生活環境やライフステージに応じた多様な価値観や働き方を受容・尊重し、多様な属性・能力・価値観を活かしながら仕事のしやすい組織づくりと活性化に励んでおり、具体的には、次の取り組みに力を入れています。

  • ・経営陣と従業員間の高頻度でフラットなコミュニケーションの場の提供
  • ・定期的な全体会議の開催とフィードバックによる企業理念の浸透
  • ・クラブ活動への助成
  • ・専門人材の採用
  • ・人材育成(社外学習・自己学習の奨励・補助、社内研修制度の充実)
  • ・在宅勤務・時短勤務・フレックスタイム制度の導入
  • ・有給消化の積極的な奨励
  • ・業務効率化による残業時間の短縮等の働き方改革
  • ・外国人の定着・能力発揮への場の提供

特に、在宅勤務や時短勤務の導入をはじめとする子育てや介護をしながら働きやすい環境作りについては設立当初から重視してきました。私自身、2人の子供を育てながら仕事をしており、試行錯誤しながら育児と仕事が両立できる職場環境の実現に向けた取り組みを強化しています。

また、会議や研修におけるフィードバックの促進や私自身のクラブ活動への参加、日々の積極的な社内コミュニケーションにより、多くのボトムアップの提案を全社展開し、風通しがよく、仕事のしやすい組織作りに取り組んでいます。

「仕事は楽しく、プロフェッショナルに」という信念のもと、個人の労働生産性と専門性向上、そして、幸福度の高い組織を追求し、個人・組織・社会全体の持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。