税理士法人(Big4)に在職されている方へ

T.S  税理士

大手税理士法人からGSCへ参画

入社年2018年5月入社

大手税理士法人経験者こそGSCでプロフェッショナルとしてキャリアアップしてほしい

GSCという会社の印象について教えてください

独立系会計事務所として、柔軟かつスピーディなクライアントサービスを実現する環境

GSCは、私自身が、外資系会計事務所で長く税務に携わってきたため、オープンマインドなカルチャーやクライアントの属性などに共通するところの多い環境であるという印象です。
他方で、独立系の会計事務所であり、規模としても小回りが利くので、グローバルポリシーなどによる縛りが多い事務所と比べ、よりスピード感を持ってクライアントの要望にダイレクトに応えやすいことは大きな違いと感じています。つまり、クライアントのためのサービス提供に集中できる職場であるとも言えます。

GSCが得意とするファンドビジネスと税務業務について教えてください

不動産ファンドビジネスのプロフェッショナル

不動産ファンドといわれる形態は、1998年の資産流動化法の制定以来、相当程度歴史のあるビジネスの形態です。そして、会計・税務の分野は、ファンドビジネスにおけるプレーヤーの中で必要不可欠な重要な役割であり、GSCはまさにその会計・税務業務を中心としたファンドアドミニストレーションのプロフェッショナルとして、これまで多くのクライアントから信頼されてきた会社です。
ファンドビジネスにおける税務の役割は、いうまでもなく投資家の投資効率を最大化するために税務の側面から提案することや、スキームにおける税務リスクを可能な限り排除し取引自体に安定性をもたらすことだと考えています。投資家にとって、発生する税額の多寡は、投資リターンの最大化を検討する際に最もインパクトのある事項の一つと言えますので、ファンドビジネスを支える各プレーヤーの中でも、国家資格を与えられた税理士という存在は非常に重要な役割を担っているということです。

GSCの税務業務の特徴は何ですか

高度な専門性と経験で実務的なソリューションを提供

GSCはクライアントと伴走することをモットーとして信頼関係を構築し次のビジネスにつなげることで成長してきた会社と言えます。ただ、税務において実はこれは簡単なことではありません。というのも、不動産ファンドビジネスにおいては取引金額の大きさゆえ税額のインパクトも大きいことが多く、また一定程度グレーゾーンも存在することから、アドバイスをする側の税理士としてはリスクを避けるために保身に走りがちです。そのため、知識・経験が十分ではないアドバイザーは、通り一辺倒なアドバイスに終始したり、保守的なコメントに偏ったりして、ディールがうまく進まないといったことをマーケットで耳にします。
顧客の要請に安易になびく税理士は論外としても、正論を最上段から振り下ろすだけでは、何らソリューションにはなり得ません。税務リスクがある中でディールを前に進めるためには、かなり高度な税務の知識と経験、そして説得力が求められることになります。
私自身、ファンドビジネスの黎明期より、外資系会計事務所の税務アドバイザーとしてほんの一端ではありますがファンドビジネスを経験してきました。時代が流れ、当時ほど手探りの状態はなくなったものの、頻繁な税制改正により新たな論点も出てきますし、未だ法令上明確でないグレーゾーンの税務問題も存在しますので、その意味では、他の事務所でファンド税務の実務経験を有する方こそが、ビジネスサイド、すなわちクライアントにより近い位置で経験を生かすことができる環境がGSCにはあると思っています。

GSCのファンド業務以外の税務業務について教えてください

外資系企業の日本進出、外国人富裕層もサポート

GSCでは、ファンド以外の税務業務も受嘱しています。外国企業が日本でビジネスを行う際に新たに法人を設立するケースが多くあり、GSCでは、日本法人設立から役員派遣、記帳、支払管理のみならず、税務申告書の作成・申告まで一貫したサービスを行っています。その他にも外資系企業の税務申告のみをお手伝いする業務もありますし、税務アドバイスのみを提供するクライアントもあります。クライアントの業種としては主に外資の金融・テクノロジー系、最近では外資系ホテル案件があります。また外国人富裕層の方の個人所得税申告のサポート業務も行っています。

転職を検討している方へメッセージをお願いします

Big4経験者こそ、その専門性を活かせる環境

GSCは、不動産ファンドビジネスを中心に据えて外資系クライアントへの税務・会計サービスに強みを持つという特徴があります。不動産ファンドビジネスにおける会計・税務業務を敬遠する方もいるようですが、述べたとおりファンドビジネスにおける税務の役割は不可欠なものであり、インバウンド投資であれば、グローバルから見る日本の価値や不動産のマーケットの市況なども常に意識させられ、ダイナミックで、世間一般の税理士業務とは一線を画す業務であることは間違いありません。
特に、Big4などで税務を経験された方にこそ、GSCでご自身の専門性を生かし活躍していただきたいと考えています。